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ご挨拶
こんにちは。原田裕見子です。
局アナウンサーとして13年間、
その後はフリーアナウンサー・話し方講師として伝える仕事に携わり、早いもので20年を超えました。
新人アナウンサー時代、研修で「話すという単語は今日から使わないように。私たちの仕事は話すのではなく、伝えることです」と教わりました。
そこからスタートし、取材に出かけたり番組を担当させていただく中で、ふと「女性アナウンサーの仕事は伝えることだけでなく、聴くことや話したくなる雰囲気づくり=コミュニケーションが大切」ということに気がついたのです。
例えば、インタビューで相手が想いを話しやすいように聴く、メインキャスターやゲストが喋りやすいようにうなずく、相づちをはさむなどのリアクションをする、番組が和やかに進行するような雰囲気をつくる…。テレビ・ラジオの生放送という緊張の場面でそれらを実践し続けました。
すると現場の雰囲気が明るくなり、私自身も視聴者の方からお声がけいただけるようになるなど、目に見えて成果が現れるようになりました。
こうして私が放送の現場で経験したことが、日常の人間関係の構築やビジネスでの様々なシーンや信頼獲得にもお役に立てるのではないかと、今では話し方講師としても伝える仕事に携わっています。
対人関係では、声と言葉、伝え方をほんの少し変えるだけでコミュニケーションは格段に良くなり、想いが通じることでさまざまな成果があがります。
伝わることで次の行動に前向きになれ、実現力を高めていくのです。
ひとりひとりに「発信する力」が求められる中、良い個性や人間性がうまく伝わらないのは残念すぎます。これからも「言葉の力」を信じ、たくさんの方と「声」でつながり、「伝える・伝わる歓び」をお届けできたらと思っています。