顔合わせと打ち合わせと
2018/12/12
今日は、朝一番、静岡へ。
到着時間に合わせて、お世話になっているカメラマンの芹澤さんが改札口まで来年のオリジナルカレンダーを届けてくださいました。
あったかいお気持ちが本当に嬉しい。
どの月の写真もステキですが、とりわけ8月のヒマワリに惹き付けられました。
そして、知人の紹介ではじめましての方とご挨拶のひととき。
今日は、主に講師としてどんな分野でお役に立てそうかお話させていただきました。
初めてお会いする方と仕事の話をする時には、特に、お相手の話をじっくり聞きながら、自分がその方の役にたてるポイントはどこかな、と考えながら、言葉遣いは丁寧に、でもあまり遠慮をしすぎず率直に自分のことを伝えるようにしています。
会話を半歩リードしていただきながら、話の流れに合わせてしなやかについていくイメージです。
共通の話題も多く、和やかなひとときとなりました。
その後は、打ち合わせを一件。
講座の打ち合わせだったのですが、まず、何故、自分を必要としてくれるのかを教えていただき私の立ち位置を確認します。
次に、主催者が講座で話して欲しいと考えていらっしゃる「ここが話のポイント」となる核をお聞きし、受講対象者が陥りがちな傾向などをスピーディーにヒアリングして何をお伝えしていくべきかを浮かび上がらせていきます。
インタビューのように質問を重ねながら、何をお求めか、何が必要か、を引き出して引き出して、私の頭の中で講座のイメージをサササッと固めてまとめたものをお伝えし、講座主催者と共有していく流れです。
この過程がまさに共同作業で、良い講座、を作りたいと想いは同じですから、仕事ながらとても楽しい。
よく見てみると、「顔合わせ」も「打ち合わせ」も、どちらも「合わせる」という言葉が入っていますね。
決してひとりよがりにならず相手を尊重しながら、時に一緒にダンスをするように、時にはいつマラソンをするように、「想い」や「考え」をすり合わせ、新しいものだったりより良いものをを生み出していく。
これこそ、言葉を操る「人」としてのコミュニケーションの醍醐味なのかもしれません。
皆さんは自分とお相手のやりとりを、どんな風に意識していますか?
自分ばかり喋りすぎていないでしょうか?
是非一度振り返ってみてくださいね。
(まだ暖かかった先週、通りがかった公園の銀杏が見事に色づいていました。
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