【公式Blog】原田裕見子の本日もおしゃべり日記

【公式Blog】名古屋・静岡のフリーアナウンサー原田裕見子の本日もおしゃべり日記

*

何故、緊張するの?の巻

      2018/05/01

DSC_6916

 

先日、ムスコがお世話になっている小学校のクラス懇談会があり、かあさん(←私)、イソイソと出掛けました。

 

「担任の先生がとっても若い!」とムスコから聞いてはおりましたが、実際お目にかかりましたら、可愛らしい女性の先生で、かなり歳上な父兄を前に、お気の毒なぐらい緊張した雰囲気で(そうでしょう、そうでしょう)、挨拶と自己紹介をしてくださいました。

 

続いては、まぁ予想通り、父兄の自己紹介です。

 

私は、こういう場面は、自分が講座や研修をするにしても何かで喋るにしても、皆さんの話し方や振るまいがとても参考になるので、興味津々で観察モードに入るのですが、先生の緊張が見事に父兄の自己紹介にリレーされているではないですか。

 

そうです、「緊張は伝染る」のです。

 

さらに。

 

バトンは順調に?リレーされ、なんと私も珍しい程緊張してしまいました(笑)

 

くー。残念っ。

 

でも、よくよくわかってます。

 

私の場合、緊張する時は、必ず「周りからよく見られたい」という自分の欲の部分が出ている時。

 

「アナウンサー原田裕見子」として喋るときは、「まぁこんな私ですので一つヨロシクお願いします」的な開き直りがあって、「自分がどう見られるか」ということよりも、「内容が相手に伝わるように」と相手の立場にたって内容に集中できるので、良い緊張感はあってもそんなにドキドキはしません。

 

しかしながら、まだ経験値の低い「○○君の母」の立場になると、「私がおかしな人と思われたらムスコに迷惑がかかる。ちゃんとしなきゃ。」ですとか、「いい人と思われたい(←書いてて恥ずかしい)」など「自分」に意識が向きがちで、とたんに「相手に伝えること」という本来の目的から集中が離れ、格好をつけてしまってドカーンとあがります。

 

もうこれ、人体実験みたいなもので、ドギマギしながら話す自分を(しかも悲しいくらいたいしたことが言えなかった)客観的に見つめながら、「人前であがらず話す」をテーマに登壇するときに今日の話で皆さんに笑ってもらえばいいのさと、いけてなかった自分を慰めるのでありました。

 

教訓。

 

「過剰な自意識を棄てて、内容を伝えることに集中するべし」

 

DSC_6910

 

まだまだ初めましてが続く季節。

 

頑張りましょう。

 - ああムスコ, コラム「話すこと・聴くこと」, 子育て

  関連記事

DSC_1109
ムスコ6歳になりました

  ムスコが6歳になりました。   この日が来るのは前々から …

DSC0261チラシ
話し方のコラム、よく読まれています

このブログ内で綴っているコラム「話すこと・聴くこと」(カテゴリー欄から探せます) …

IMG_1501
季節感

昨日は、久しぶりに車で中央道を走って多治見まで。   車窓の木々がわず …

received_1556411764434637
久々、静岡であの方この方に

  先週、お仕事で下田に出向いた帰りに、静岡駅で途中下車しました。 & …

319B3542-FB52-4B80-94BC-9B680798B797
朝のウォーキング

  今朝のウォーキング。       & …

BE4684E2-B2AA-42C5-8904-75854A88F73F
スピーチ・プレゼンで失敗しない!緊張コントロール法①

私が普段、とてもよく聞かれる質問の一つが、「どうしたら緊張しなくなりますか?」で …

756928B6-75B5-4D75-840A-0AA09880CA48
「1分」で伝えるにはコレが大事

先日、お客様から「プレゼンテーションに使う動画を作ったので見てもらえませんか?」 …

DSC_3539
おめでとう!の季節

  三月、旅立ちの季節ですね。   このところ、私のFace …

DSC_5911
君たちはどう生きるか

  話題になっている「君たちはどう生きるか」。   まずは原 …

DSC0086_pp正方形
話し方/スピーチ オンラインパーソナルレッスンへのわたしの想い

コロナ禍をきっかけに、話し方/スピーチのオンラインパーソナルレッスンを受ける方が …