練習は裏切らない
2019/05/16
ここ二年程、私、ジムに通って地味〜に筋トレに取り組んでいます。
始めた当初、学生時代、文化部一直線だった私にとって、筋トレはかな~り過酷で、「なんでわざわざこんなきついことを選んでやっているんだろう」としんどく思うことも多かったのですが、先日、ダンベルを持ってスクワットをしている時に、「あれ?前より楽だし前よりできる!」と、少し拍子抜けするような楽さを感じました。
体組成計で測ったところ、いつのまにか平均より少なかった下半身の筋肉量も増えていて全体的なデータも良くなっているではありませんか。
まさに筋肉は裏切らない笑笑
トレーニングは裏切らないことを身をもって感じる出来事でした。
同じことが、話し方や滑舌にも言えて、どんなに苦手意識があったとしても、話す力や声はトレーニングで必ず改善していくのです。
私は、もともと、さ行とら行に苦手意識がありましたので、新人アナウンサーの時からもうこの2行に関しては集中して練習し続けてきました。
すると、ある日ふと、「前より苦でなくスムーズにはっきりと話せる自分」に気づいたのです。
原稿に、さ行とら行が入ってくる(至るところにですが)場面は、常に、音が滑ったり絡まったりして不明瞭にならないように緊張感がありましたから、例えば、「〜〜と見られています」といった苦手な言い回しがすんなり口にできるようになった時には、先程のスクワットの時と同じように、「うわ~楽になった~」とほっとするような感覚がありました。
そう、間違いなく練習は裏切らないのです。
これが不思議なことに、練習してすぐにできるわけでも徐々にできるようになるわけでもなく、ある日ふと、「気がついたらできるようになっている」と感じる点も似ているかも。
言わずもがなですが、地道な作業には根気が要りますね。
「あー、今日はめんどくさい・・・」と思う日もあるでしょう。
しかし、続ければ確実に変われるのです。
そう聞くと、話し方や声に自信のない方もあきらめずに頑張ってみようという気になりませんか。
個人レッスンを受けてくださっている方は、地道にトレーニングを続けていくうちに、パソコンやスマホへの音声入力時、誤った変換が減り認識率が確実に上がったとおっしゃっていました。不明瞭な発音が減って滑舌が良くなってきた証ですね。
こもりがちな声を気にされていたお客様は、段々と声が前にはっきり出るようになってきました。口をしっかり開けて声を出す習慣が少しづつ身についてきたからですね。
自分が出したい声で話せるようになると、人と関わる場面で気持ちに余裕が生まれ、人前に出ていく自信にもつながります。
この話はもう少し続けたいので、また次回(^^)
今日もキープ・スマイル😊ハキハキ元気に喋って過ごしましょう!
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