京都ぶらり旅・若冲の天井画
日帰りで、京都に行ってきました。
10月30日から11月8日まで、普段は公開されていていない文化財が各所で特別に公開されていて、京都市内のお寺で、伊東若冲の珍しい天井画が初公開されるとのこと。
しかも、今後、公開されるかわからないと聞いたら、それはもう、いてもたってもいられなくなりまして(笑)
訪れた場所は、左京区の信行寺(しんぎょうじ)。
こちらの本堂を飾るのが、若冲の「花卉図(かきず)」です。
Google先生に頼りつつ、最寄り駅から歩いていきましたが、小さなお寺の前に人だかりができていて一目でわかります。
なんでも、小さなお寺に、毎日三千人がつめかけているとか。
しばらく並んで待って、本堂に入り、天井を見上げると、東西11.5メートル、南北4.8メートルに渡って、167面の円形の画面の中に花や植物が描かれています。
ボタンに梅、菊にハスといったものから、当事、海外から入ってきたサボテンやヒマワリ、異色なものでは、トリカブトまであります。
中には、ヒビが入っていたり、色が褪せているものもありましたが、ビックリするぐらいしっかりと色彩が残っているものもあり、しばし、口を開けたまま天井を見上げる時間が続きました。
(↑ こちらは、購入したポストカードです。枠は黒っぽいですが、実際はもう少し緑がかった感じでした。)
お寺は、幹線道路沿いにあって、バスが通る震動なども絵には影響があるそうで、お寺の方にさりげなくうかがったところ、やはり、「今後の公開は・・・」というトーンでした。
写真撮影は門をくぐったら、一切ご遠慮ください、というのも納得。
美術館などのガラスごしで見たら、きっとまた印象はまったく違ったものになったと思われますが、お寺の本堂の中に立ち入らせてもらい、その天井をひっそりと飾り続けてきた作品の「息づかい」のようなものが味わえて、とても貴重な時間となりました。
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