八十八夜~わたしの好きなしぞーか弁
八十八夜です。
お茶どころ 静岡にとって、特別な一日ですね。
わたしのFacebookのウォールの写真も新茶の萌黄色率が高く、思わず意識は静岡へ飛び・・・。
静岡茶市場の新茶初取引のニュース原稿を読んだりするのは、局アナ時代、私もとても楽しみでしたが、今年はコロナの影響で、1957年に初取引を始めて以来、初めて中止になったとのこと。
致し方ないとはいえ、関係者のお気持ちを思うと何ともいえない気持ちになります。
ただコロナ禍の中でも、季節の歩み、植物の成長は止まりません。
この時期に出る柔らかい新芽のことを「みる芽」というそうですが、「みるい」とは、もともとは遠州弁で(私の故郷です)「やわらかい」「熟していない」といったニュアンスの言葉。
これが転じて、お茶の柔らかい新芽を「みる芽」と呼ぶそうです。
この「みるい」という表現、私はしずおかの言葉の中で特に好きです。
若手や新入社員などが何かやらかしたりして、たしなめられたりするときなどに、先輩や上司から、「お前は、まだまだみるいなぁ」という使い方をされることがあるのです。
私も新人時代に、まさに当時の上司に言われました。
この言い方、非常に絶妙で、言われた側にとって、「うわぁ!叱られた~!!」というほどのきつさはなく、どちらかというと、自分の青さ、至らなさ、未熟さが身に染みてちょっと恥ずかしくて、でも、気持ちが引き締まったり奮起したくなる感じ?
「しょんない(しょうがない)」と似ていて、いかにも静岡らしいやさしさに包まれたあたたかい言葉のように感じ、今でもこの季節になると思い出します。
ちょうどこの季節、新幹線で名古屋から静岡に向かうと、浜名湖を超えて、掛川のあたりから車窓から萌黄色の茶畑が目に飛び込んできて、なんともすがすがしい気持ちになるものです。今、まさにそうでしょうね( ;∀;)
あぁ、もう二か月も静岡に行っていないわ。
寂しいけれど、あのピカピカと輝く、この時期だけの茶畑の輝きを思い浮かべ、「やっぱ しぞーかはいいねぇ」とまるちゃんのように渋くつぶやきながら、静岡茶で一服したいと思います。
風薫る五月も元気にお過ごしくださいね!
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