広報担当者向けの話し方研修@日本赤十字社静岡県支部
日本赤十字社静岡県支部からご依頼いただき、広報担当者向けの話し方研修をさせていただきました。
広報担当者さんというと、マスコミが取材時に大変お世話になる・頼りにさせていただく存在です。
私も、取材やロケで、数えきれないぐらいインタビューをさせていただいています。
広報の皆さんというと、とてもしっかりとしていて、コミュニケーション力の高い方が多い印象ですが、通常の会話はバッチリ流暢にできるとしても、取材時にテレビカメラなどの前で話すとなると、これが、随分、勝手が違ってきてしまいます。
今回の研修では、基本的な話し方に加えて、「広報担当者に求められる話し方のテクニック」についてもお話させていただきました。
マスコミが取材にやってきて、現場でインタビューをお願いする「目的」は、案外はっきりしています。
もちろん取材した事柄をまとめて、アナウンサーや記者がリポートしてもよいのですが、「現場のことをよく知る方だからこそ話せるリアルな、いきいきとした話」の魅力には到底かなわないんですよね。
そこをいかにうまく引き出して語っていただけるかどうかは、インタビュアーの力量にかかってはいるのですが、インタビュアーの立場から、「使いたくなるインタビューは、こんなお話です」といったポイントを中心に、取材時に緊張をコントロールするにはどうしたらよいか、インタビュー中にどこを見たらいいか、どんな風に取材側とコミュニケーションをとっていったらスムーズか、などなど、具体的なノウハウをお伝えしました。
やっぱりね、取材側が聞いていて、「あ、ちょっと予定時間をオーバーしちゃってもこの話、絶対使いたい!」と、グッとくる話し方ってあるんです。
三時間のプログラムでしたが、県内各施設から集まってくださった皆さん、本当に集中して、そして、講師側から見ていて「あ、いいなぁ」と感じたのが、「楽しみながら」伝えるワークに挑戦してくださいました。
皆さん、やっぱり、「伝える」ことがお好きなのね(笑)(笑)←嬉しいです(^^)
私は、朝日テレビに在籍していた時から、取材やロケでたくさんの方とご一緒させていただく時間を、「この瞬間は一期一会だ。大切に、そして一緒に楽しもう。」といつも心の中で考えていました。
「一期一会」と思っていると、「このひととき、キンチョーしていたら、すごく損だ(T_T)」と、自然に積極性やホスピタリティーがわいてきて、初めてご一緒する方とも、ナチュラルで良いコミュニケーションが生まれてくるものです。
この研修を受けたことで、広報担当者の方には、「取材」というちょっと日常と違う時間を、楽しんで、積極的に取り組んでいただけたらな、と願っています。
そうすることで、組織としての活動の素晴らしさ、意義といったところに、よりスポットライトが強く、長く当たり、結果、より多くの人に知ってもらうチャンスにも繋がるからです。
実は、研修の翌日に、さっそく、取材対応をされた方がいて、研修でお伝えしたことが役立ったとのこと(*^^*)
嬉しいです。
講師が喜ぶ、こんな話をメールしてくれた研修担当者のKさんには、研修の準備段階から決め細やかなフォローをいただきました。
本当に有難うございます!
そして、皆さん、テレビカメラは怖くない(笑)
頑張ってくださいね~!!
【研修のお問い合わせ・ご依頼はお気軽にどうぞ!】
http://haradayumiko.com/request/002company.php
関連記事
-
ラジオまつり~近況色々
ご無沙汰しちゃいました! 1週間、夏休みをいただいて …
-
ご褒美みたいな夜
週末は静岡にお泊まり出張でした。(指が写ってた~) …
-
静岡県立大の後輩に伝えたい大切なこと
年明け最初の登壇は、オンラインでの講演会です。 母校 …
-
司会の打ち合わせでした
週末は、浜松で仕事でした。 色々なことに気をつけながら、少しずつ対 …
-
講師アシスト
静岡朝日テレビが新たに運営することになった講師派遣サポートサービス …
-
静岡県立大学キャリア支援講演会
母校の静岡県立大学のキャリア支援講演会にて登壇させていただきました。   …
-
藤原正彦先生の講演会司会でした
昨日は、公認会計士70周年記念講演の司会でした。 & …
-
YELL!!キャンペーン~おなまえール(^-^)/
この春で4年目をむかえるCBCラジオの「YELL!!キャンペーン」 …
-
説明上手になれるコツ
先日のオンライン・パーソナルレッスンは、「説明」のトレーニング …
-
三重県弁護士会女子会にて
先日、三重県弁護士会の女子会にお招きいただき、話すこと聴くことについてトークさせ …
- PREV
- 新幹線にて事件が!!(解決済☆)
- NEXT
- 父の日にデパートでしんみり感じたこと