つぶて岩で祈る
今日は、南知多の写真を。
海岸にスックとそびえる鳥居と大きな岩。
「つぶて浦」と言われています。この場所を地図でみると、目の前の伊勢湾をまたいで対岸、反対側には伊勢神宮があります。
かつて伊勢の神様たちが力比べをするために岩石の遠投をしていて、投げた岩が海を越えて南知多に届いたという民話が残されているそうです。
神様、さすが!
こういう民話は信じた方が断然楽しいですね。
岩をたたえるために鳥居が建てられ、伊勢神宮に向かって参拝ができる「遥拝所(ようはいじょ)」となっています。
寄せては引く波に心洗われ、海の彼方にあるお伊勢さんに向かって自然と手を合わせている自分がおりました。
「畏れ」」と書くと大袈裟かもしれませんが、科学がまだ発達していなかった民話の時代、神様や自然を畏れる気持ちは、現代の比ではなかったことでしょうね。コロナ禍の今は、そうした感情がふと呼び覚まされことがよくあります。
緊急事態宣言のエリアが拡大され、心に不穏なものを感じる方も多いと思います。
この時撮った写真を見ると、私はホッと安らぐのでブログにアップしてみます。
どうぞ皆様、意識して少しでも心穏やかな時間を持てますように。
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