国際女性デーに想う
今日は、国際女性デーです。
世界経済フォーラムが毎年発表するジェンダー・ギャップ指数(Gender Gap Index:GGI)によると、日本は年々下がって153か国中121位(2019年12月)。
低い、低すぎですよね。
ちょっとここからは、上野千鶴子先生の本を引用させていただきますね。
「ジェンダーギャップ指数とは、各国における男女格差を測るもので、2016年には111位、2017年には114位(世界144か国中)、2018年には110位(149か国中)とちょっと持ち直しましたが、2019年には121位と下がり続けてきました。GDPでは世界3位ですから、ひどすぎます。」 (「女の子はどう生きるか」上野千鶴子 岩波ジュニア文庫 2021)
上野先生のわかりやすいお言葉をもう一つお借りすると、「つまり、日本は国が豊かなのに女はふつりあいにひどく差別されている・・・…国なのです」。(引用 同上)
先日のオリンピック・パラリンピック組織委員会の会長辞任劇に「もうこれは待ったなしだ」との危機感を募らせた方も多かったと思います。
実は、わたしもこの件に関しては、「自分のあり方」といったところを内省しました。
わたしは目の前で女性差別的な発言や問題が起きたときに、「またか」と思った次の瞬間、「人を変えようと思っても難しいから、できるところでやり方や反応の仕方を変えてさっさと次へ進もう」と気持ちや向く方向を切り替えて、抗議をしたり戦ったりしない「自分なりの戦い方(と勝手に思っていた)」を選んでおりました。
でも、それは全く意思表示にはなっていなかったのだな、と。
上野先生の本、オススメです。
絵本が「子供から読める良書」と言われるならば、このジュニア新書もティーンから読める良書だと感じます。
もちろん、ティーンのお嬢さんにそっと渡して欲しい。
そしてその前に、ぜひ大人に読んで欲しいです。
日本のジェンダー問題にまつわる様々なデータがわかりやすく提示されていて、わたしは、明治生まれのばあちゃん⇒昭和終戦時生まれのかあちゃん⇒昭和ベビーブーム期生まれの自分、と女たちの人生がリレーされていく中で、無意識の「 女らしさ」を始め、教育に対する考え方や、仕事観、結婚観、家庭観といった価値観がどのようにして自分の中に作られてきたのか、それは何故だったのか、今の自分の立ち位置や心の中にあるものがとてもクリアになって見えてきました。
育った地域や家庭の保守度、男兄弟の有無、本家か否か、といったところでも随分大きな開きがでてくるのではないかなと思います。
このところのわたし、社会の一員として、女性の先輩方が必死に開拓してくれた「女性が生きやすい道」をもっともっとならして、次の世代が歩きやすいようにしていきたい、より良いバトンを渡したい、と思うようになりました。
ですから、来週のこちらのイベントも、今からとても楽しみです。
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