相手の反応が変わる「穏やかに伝えるコツ」
2021/03/03
人はなぜ人にモノを伝えるのでしょうか。
情報や用件を伝える、自分の考えを伝える、自分の想いの部分をわかって欲しくて伝える、など色々あると思います。
その際に一番大切なのは、「相手に受け入れやすいように伝えること」です。
今日は、相手が受け入れやすい話し方についてお伝えします。
私が常日頃、「話しやすいなぁ」「この人の言っていることは素直に受け入れやすいなぁ」と感じる方は、「いつでも穏やかに話す方」です。
例えば、語気が強い人、上から威圧的に喋る人、こちらを警戒感しているようなしゃべり方、自信のなさそうな話し方、テンションが高すぎる、低すぎる人・・。。
どうでしょうか。
周囲とのコミュニケーションで、こうしたしゃべり方の人と出会ったときに、なんとなく警戒心が生まれ、心にさっと壁を作ってしまった経験はないでしょうか。
逆に、自分が話をしていて相手に壁を感じられてしまったら、残念ながらお互い満足のいくコミュニケーションは成立しませんよね。
「穏やかに伝えること」は、テクニックとしてすぐに取り入れることが可能です。
ポイントは、3つ。
①「ゆっくり」 ②「はっきり」 ③「丁寧に」話すことです。
①は「ゆっくり」。
早口なしゃべりは一見テンポよく聞こえますが、ともすると、相手の理解や心が追い付かない危険性大。
加えて滑舌が良くないと、「この人、何言ってるのかわかりません」状態に陥りやすく、「慌てている」、「落ち着きがない」、「聞き手への配慮がない」とマイナスの印象を持たれる可能性があります。
無意識に私たちは早口になっていることが多いので、意識して、自分にも言い聞かせるようなつもりで、テンポを落として話したり、間をとって話しましょう。
ゆったりしたしゃべりは、その人の「ゆとり」にもつながって見えます。
②の「はっきり」は、滑舌です。
口先だけを使ってしゃべるとボソボソと不明瞭な音声になりがちで、聞いている相手はもしかしたら、「ちょっと聞き取りにくい、でも言えない・・・」と思っているかも。
聞き取りにくい話し方は、しゃべり手が想像する以上に相手に気を遣わせてしまいます。
そもそも言葉が聞き取りにくかったら、話の中身にまで理解や心が追い付きませんよね。
口を縦に開けて、明瞭に言葉を発するようにしてみましょう。
口をしっかり開けてしゃべることで、早口を防ぐこともできます。
③ 最後の「丁寧に」は、「言葉遣い」と「言葉のチョイス」です。
荒い、過激な言葉遣いは、その人の「品格」と捉えかねられません。
例えば、「マジむかつくわけで」、「どう考えても無理っ」、「いいからやれよ」・・・、言葉として書いただけで、「あ、こういう話し方する人はやだな」と思われる方もいるかも。
自称・穏健派の私はその場から逃げたいです(笑)
聞いている側の心がざわつくような強い表現は、時と場所をよく考えて、たとえば、「マジむかつくわけで」→「いささかどうかなぁと感じました」とマイルドな表現に置き換えたり、「悲しくなりました」「がっかりしてしまいました」など、より正確な感情として表現したり、、「あの態度ったらないよね~無理っ」→「わー、そうくる?驚いちゃった(笑)」、とユーモアに変換したり(ケースバイケースです)、強い、荒い、ネガティブな言葉をオブラートにくるんだり、より細分化して丁寧な表現を身につけられると良いですね。自戒を込めて。
ただ、穏やかに、と言っても言い返すべき場面で言い返さない、気持ちを抑え込むということではないので、ゆっくり、はっきり、冷静に丁寧に言葉をチョイスすると・・・どうでしょう。
しっかり伝わって、しかも相手を挑発していないからズシンと響きやすいかもしれません。
また、「いいからやれよ」と言ったざっくりとして雑に聞こえるあいまい言葉は、明確で具体的な言葉や表現に置き替え、冷静に伝えることです。
例えば、「テーブルのお皿を流しに出してくれるかな」、「明日までに企画書の下書きを仕上げて、明日夕方一度自分に見せに来てください」といった具合。
こちらは、②の「はっきり」にも共通することです。丁寧に、意味合いとしたはっきり伝わる話し方をすることです。
相手に伝わりやすい穏やかな伝え方。ポイントは、ゆっくり・はっきり・丁寧に。
このスキルが身に着くと、相手に安心して話を聞いてもらいやすい、相手の納得度があがる、意見を求められる機会が増える、味方が増えるなどなど良好なコミュニケーションにつながるメリットがいっぱいです。
是非取り入れてみましょう!(と穏やかにお伝えしてみました。)
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ここからは、オマケ。
コロナ流行で穏やかでない時期だからこそ、心落ち着く機会を持つのもいいですね(^^)
故郷浜松の舘山寺。ミカン山から臨む穏やかな浜名湖の風景です。
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