オトナ女子と一緒に考えたいzoomの映り方
たまには、ゆるりとこんな話も。
zoomが一気に浸透し、特に知人の女性たちから最初に聞かれたのが、実は、「しゃべり方」じゃなくて、「映り方」でした(笑)
「テレビ的に、なんかうまい映り方、ありますか~?」と。
ま、私もアラフィフですので、周りの女性もわたしより年齢はプラスマイナス10歳前後の方が多く、その気持ち、わかるわ~。
一瞬を切り取る「写真」であれば、何枚でも撮れるし、その中から選りすぐりの一枚をアプリでビューティー加工した、いわゆる「勝負写真」をSNSに載せられます。
たぶん、「止まっているわたし」は、これでOKだった。
けれど、zoomを導入することになり、家の壁を背負って、パソコンやタブレットに映る「四角い画面に映る、しゃべるわたし、動くわたし」と向き合ったその瞬間、いろんなアラに衝撃を受けたオトナ女子も少なくなかったのではないでしょうか。
実は、私も同じで、速攻で、朝日テレビ時代、一緒に働いていた照明さんに電話したぐらいです(笑)
自撮りライトや本格的なライトを買って、上手にされている方もいらっしゃいますし、困っている方向けにノウハウ記事を発信されている方も多いので、自宅をスタジオ化する勢いで本格的にやっちゃおうという方は、そうした記事を参考にされると良いですね。
そこまでではなくても、ちょっと頑張って、ちょっとキレイに映りたいという方、気持ちよく会議やミーティングに参加されたい方には、こちらの3つのポイントを。
①私に光を(笑)・・・明るいことはとても大切。
家中をタブレットやスマホ、ノートパソコンで自分を映しながら歩き回り、「明るい、いい場所」を見つけてください。ただ、映り以上に、Wi-Fi環境であったり落ち着いて話せる場所なのか、という観点が大切ですので、そのあたりを意識しつつ、気心しれた知人などと繋いでチェックし合えると良いですね。
デスクライトの角度を調整してパソコン周りに置くだけでも、「私に光を!」状態は作れます。(←照明さんからのアドバイス)
仮想背景を上手に活用されている方も結構いますね。
それはそれで、「トークの掴み」になるので、OK。
個人的には、やりとりしている相手先への興味が高まるリアルな背景がスキです。
②カメラの位置を、少し上から映るように調整。
下からあおったように映すと、どう考えてもオトナ女性にとって、いいことが一つもないです。
あえて、加工なしのもの。
影、しわ、たるみ、下ぶくれ・・、見たくないもののオンパレードで(あ、わたしの場合はですよ)、zoomが嫌いになってしまう可能性も。
座った自分とパソコンのカメラの位置関係を再度見直して、厚い書籍(図鑑など)でパソコンをかさ上げしたり、カメラの角度を微調整してみましょう。
③前髪は大事
エアリーな感じの髪形は、リアルでお目にかかると立体的でとても素敵ですが、zoomの二次元の画面では残念ながら綺麗に映りにくいです。
アナウンサーって、前髪を作っている方、多い印象ではないですか?
メイクも髪も、「面」としてと捉えると映りが良くて、前髪は顔の額縁なんて言われるぐらいで、「映る」ときに影響が大きいです。
画面に映してみて、「目の下に影ができないこと」が、大事。
知らず知らず目にかかるように落ちてくる方は、スプレーで固めちゃいましょう。
額縁ですから、一本、また一本とぴょんぴょん出てくる元気のいい髪の毛もモサッと見えたりお疲れ気味に見えかねないので、スプレーやワックスで対処すると良いですね。
ロングの方は、ハーフアップにしてお顔がよく見えるのも爽やかです。
顔周りがさっぱり明るいとそれだけで好印象が生まれます。
ちょっとの気遣い(努力?)で、印象はグンと変わります。
zoomで会って、リアルで会う時がより楽しみになるような明るさや爽やかさで、楽しい、実のあるひとときを過ごせると良いですね。
新しい生活様式の一つ。明るく楽しくこの文化を一緒に作っていきましょう。
ちなみに。
アンガーマネジメント講師 濱崎明子さんは、現在、アンガーマネジメントのオンライン講座も開講していて、オンライン講座に向けて、③についてもアドバイスしたら、すぐにワンレングスの前髪をカットしました。
良いと言われるものを素早く取り入れていくって、素敵な心がけ。
その後のテレビ取材(東海テレビ夕方のニュース5/11放送)でも、きれいに映っていますよね。マスク×ワンレンだったらちょっと重たくなってしまったかも。
お顔が明るく映るって大事です。
各種お問い合わせは、こちらからお気軽にどうぞ。
http://haradayumiko.com/contact/
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