【公式Blog】原田裕見子の本日もおしゃべり日記

【公式Blog】名古屋・静岡のフリーアナウンサー原田裕見子の本日もおしゃべり日記

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社内コミュニケーション~「何十回聞かれても」

   

社内コミュニケーションで気を付けたいこと。

 

「何十回同じことを聞かれても、嫌な顔をせずに答える」。

 

こちら、頭ではわかっていても、遂行するにはかなりの人間力が要りますね。

 

先日、とある対談で、老舗の旅館を切り盛りする30代から40代と思しき女将が、「組織内のIT化教育で大切にしていること」として挙げていました。

 

会社や組織ごと、ケースは様々ですが、こちらの旅館では歳の多いスタッフが多いため、新しいシステムの導入~定着までには大変なことも多いそうです。

 

なんとなく想像がつきますね。

 

しかし、「聞かれる側が、一度でも嫌な顔・態度を出してしまうと、聞いた側は、わからないことをわからないまま、聞かずに放置するようになる。そのまま放置される方が困る。」とのこと。

 

「わからないことがわかるようになって、できるようになり」さえすれば良いことなので、大変だけどそこを乗り越えるために実践されているとのこと。

 

自分の現場だったり、それぞれの状況に置き換えてみると、皆さん、いかがですか?

 

新しく入ってきたスタッフに対して、また今までにないシステム導入時などに、聞かれる側に立って、こうした態度で臨むことができているでしょうか。

 

聞かれることが困るのではなく、そのままいつまでもできないことが困るわけですよね。

 

聞かれる側になると、一度で覚えられない、できないことを責める気持ちがともすると生まれがちですが、「できるようになるまで伝える」ことが現場の役割です。

 

改めて刺さりましたので、ここに記しておきます。

 

心したいですね。

 

DSC0261チラシ

 

 

 - コラム「話すこと・聴くこと」, 心にちょっと効くコトバ

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