【公式Blog】原田裕見子の本日もおしゃべり日記

【公式Blog】名古屋・静岡のフリーアナウンサー原田裕見子の本日もおしゃべり日記

*

社内コミュニケーション~「何十回聞かれても」

   

社内コミュニケーションで気を付けたいこと。

 

「何十回同じことを聞かれても、嫌な顔をせずに答える」。

 

こちら、頭ではわかっていても、遂行するにはかなりの人間力が要りますね。

 

先日、とある対談で、老舗の旅館を切り盛りする30代から40代と思しき女将が、「組織内のIT化教育で大切にしていること」として挙げていました。

 

会社や組織ごと、ケースは様々ですが、こちらの旅館では歳の多いスタッフが多いため、新しいシステムの導入~定着までには大変なことも多いそうです。

 

なんとなく想像がつきますね。

 

しかし、「聞かれる側が、一度でも嫌な顔・態度を出してしまうと、聞いた側は、わからないことをわからないまま、聞かずに放置するようになる。そのまま放置される方が困る。」とのこと。

 

「わからないことがわかるようになって、できるようになり」さえすれば良いことなので、大変だけどそこを乗り越えるために実践されているとのこと。

 

自分の現場だったり、それぞれの状況に置き換えてみると、皆さん、いかがですか?

 

新しく入ってきたスタッフに対して、また今までにないシステム導入時などに、聞かれる側に立って、こうした態度で臨むことができているでしょうか。

 

聞かれることが困るのではなく、そのままいつまでもできないことが困るわけですよね。

 

聞かれる側になると、一度で覚えられない、できないことを責める気持ちがともすると生まれがちですが、「できるようになるまで伝える」ことが現場の役割です。

 

改めて刺さりましたので、ここに記しておきます。

 

心したいですね。

 

DSC0261チラシ

 

 

 - コラム「話すこと・聴くこと」, 心にちょっと効くコトバ

  関連記事

24558B1C-803F-4907-9608-E9830107C888
オンラインで届け 心まで

教育に携わる方からご相談を受ける機会が増えて、先日、プロ家庭教師として長いキャリ …

20151111_100549
使っていますか?人を勇気づける言葉

  きょうは、人を勇気づけるスピーチや言葉について、スポーツ界で選手の …

38F12AB2-BABE-44A6-A4CF-E6B24ED8271D
3.11のコミュニケーション研修は

今年の3月11日日は、名古屋市内でコミュニケーションの研修でした。   …

DSC_5622
ボキャブラリーを増やすには②

  はい、「ボキャブラリーを増やすには①」の続きです。   …

DSC_7465
声は人の印象そのものです

    先日、お久しぶりに電話でお話をした女性経営者の方。 &nbsp …

756928B6-75B5-4D75-840A-0AA09880CA48
「1分」で伝えるにはコレが大事

先日、お客様から「プレゼンテーションに使う動画を作ったので見てもらえませんか?」 …

0013_original
相手を想って話す

以前、話し方の個人レッスンでご一緒させていただいた経営者の方から週末にメールをい …

DSC0068_ppブログ
ことばの重みを感じた2020年

「ことばの重み」について、これほど考えた年はありませんでした。   コ …

DSC0299チラシ
ちょうどいい言葉とは

言葉には「適温」があると思います。   日本語には、「いい塩梅」、「い …

BE4684E2-B2AA-42C5-8904-75854A88F73F
スピーチ・プレゼンで失敗しない!緊張コントロール法①

私が普段、とてもよく聞かれる質問の一つが、「どうしたら緊張しなくなりますか?」で …