社内コミュニケーション~「何十回聞かれても」
社内コミュニケーションで気を付けたいこと。
「何十回同じことを聞かれても、嫌な顔をせずに答える」。
こちら、頭ではわかっていても、遂行するにはかなりの人間力が要りますね。
先日、とある対談で、老舗の旅館を切り盛りする30代から40代と思しき女将が、「組織内のIT化教育で大切にしていること」として挙げていました。
会社や組織ごと、ケースは様々ですが、こちらの旅館では歳の多いスタッフが多いため、新しいシステムの導入~定着までには大変なことも多いそうです。
なんとなく想像がつきますね。
しかし、「聞かれる側が、一度でも嫌な顔・態度を出してしまうと、聞いた側は、わからないことをわからないまま、聞かずに放置するようになる。そのまま放置される方が困る。」とのこと。
「わからないことがわかるようになって、できるようになり」さえすれば良いことなので、大変だけどそこを乗り越えるために実践されているとのこと。
自分の現場だったり、それぞれの状況に置き換えてみると、皆さん、いかがですか?
新しく入ってきたスタッフに対して、また今までにないシステム導入時などに、聞かれる側に立って、こうした態度で臨むことができているでしょうか。
聞かれることが困るのではなく、そのままいつまでもできないことが困るわけですよね。
聞かれる側になると、一度で覚えられない、できないことを責める気持ちがともすると生まれがちですが、「できるようになるまで伝える」ことが現場の役割です。
改めて刺さりましたので、ここに記しておきます。
心したいですね。
関連記事
-
-
話し方/スピーチ オンラインパーソナルレッスンへのわたしの想い
コロナ禍をきっかけに、話し方/スピーチのオンラインパーソナルレッスンを受ける方が …
-
-
おめでとう!の季節
三月、旅立ちの季節ですね。 このところ、私のFace …
-
-
未来をつくる話し方
先日、フェイスブックを開いたところ、今までパーソナルレッスンでご一緒してきた方が …
-
-
伝わるプレゼンテーション 「読む」のか「伝える」のか
以前、「AIのようなしゃべりだ、と言われたことがあります。心に響くような話し方や …
-
-
パラリンピック心に響く言葉ベスト3
「パラリンピック心に響く言葉ベスト3」というタイトルで記事を書きました。 &nb …
-
-
嬉しい報告~社内コミュニケーションは言葉から
以前、従業員の離職や社内コミュニケーションの不具合についてご相談いただいた経営者 …
-
-
2024年にパーソナルレッスンをスタートされたい方へ
今年の仕事は今年のうちに、そして来年の準備も着々と進めてと、12月も半ばに差し掛 …
-
-
声は あなたそのもの
【声はあなたそのものだから、自分の声を好きになって欲しい】 先日、 …
-
-
マスクをしたらご用心!
一段と寒くなってきて、通勤や仕事中、マスクをつける方 …
-
-
あなたのプレゼンテーション、自信はありますか?
先日、マンツーマンでレッスンを受けてくださっている経営者様からのリ …

